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フライを極める
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volume 2 タックルバランス      宇田 清

 暖かい日が続いて、時には暑い日もあったり、飛び交う水中昆虫もユスリカから、小型のストーンフライ、そして時々大型のカゲロウらが、飛び出したり、水の中も忙しくなってきました。

 釣り上がりながらのライズ狙いなんてことも楽しめるシーズンです。

 あちらのポイント、こちらのポイントとヤマメ、イワナ達が補食態勢に入っている流れに適格にキャストしないと魚達と遊ぶことが出来ません。

 ライズしているポイントがあったら、まずフライを流す前に、どんな流れで、どんな風にどんな虫を食べているか、観察してみるのも楽しいですね。そしてそのポイントを良く覚えておいて、次のポイントでは、そんなポイントを中心に、その虫に合った大きさと色のヤマメを流してみると、ヤマメ、イワナがフライに飛びついて来てくれます。

 こんな釣り上がりの時はキャスティングの回数も増え、一日キャスティングをしても疲れないタックルがいいですね。

 ロッドの長さは、7'5"〜8'位の長さで3番−4番ラインで、ロッドがあまり大きく振れないものであれば、ポイントに比較的楽にキャストすることが出来ます。それから、以外と忙れてしまうのが、ロッドとリールを付けた時のバランスです。

 自分のお気に入りのロッドに、お気に入りのリールを付けて人差し指でヤジロベエの様にロッドのどの位置に重心がくるか見てください。グリップの先端あたりから、グリップの中央くらいまでに重心がくれば1日楽しくキャストできるし、疲れません。

 きっと思ったポイントにフライが飛んで、ヤマメ、イワナ達と楽しい一日が過ごせると思います。


P r o f i l e

宇田 清(うだ きよし)
●1947年生まれ。フライフィッシング歴30年のロッドビルダー。
●フライフィッシングを楽しむかたわら、神奈川でバンブーロッドの制作をはじめる。その後、岩手の自然環境に惚れ込み、岩手県に移住しフライロッド工房「カムパネラ」を設立。
● BE-PAL、Fly Fisher、Fly Rodders ほか情報誌に多数出演。
●岩手県紫波町在住。

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