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フライを極める
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volume 1 寒い時期のキャスティング    宇田 清

 岩手の冬もまもなく終わろうとしています。春の到来です。とは言ってもまだまだ寒く春の雪も降るわけで、それでも川はキラキラと春を感させます。

 ヤマメたちは、すでに川虫の羽化したものを食べてライズしているのです。
この早春に食べている虫は、ユスリカで春先に多く水中から羽化します。

 春の雪が舞う中でのフライフィッシングは寒く、不思議な感覚の白い世界での釣りになります。この寒い時期のフライロッドのちょっとした選び方があります。

 防寒は完璧にします。これはあたりまえですね。もちろん手袋(主に指抜きのもの)もしっかり用意します。そんな手袋をすると、何だかロッドのグリップが太くなった様な...みょうに握りにくく鉄棒を握っているような気がしませんか?

 寒いから肩に力は入るし、ロッドは持ちにくいし、ついつい力んでキャスティングしてしまい肩がこったりしてきます。


撮影: 梅田正明/協力: BE-PAL

 そんな時のロッドの長さは風の抵抗を受けにくい7’〜7’6”位のロッドで、小さいアクションでキャスティング出来る#4位が良いと思います。それともう一つ、手袋をしない暖かい日に使うロッドグリップより、若干細目のグリップのロッドを使うと手袋をしていても握りやすく、力まずキャスティングができ疲れません。小さい事ですが、一度試してみてください。


撮影: 梅田正明/協力: BE-PAL


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